27歳から始めるはじめての、

中小企業に勤めるアラサーSEのあれこれ

【これは映画ではない】【人生タクシー】

こんばんは、つくばです。

これは映画ではない」と

moviola.jp

「人生タクシー」

jinsei-taxi.jp

という映画を立て続けてみました。

だって唐突に有給とることになって暇だったから。

※つくばは語彙力もなければ、小学生並みの感想しかできないので実際にトレイラーを見たほうが早いです

 

これは映画ではない


ジャファール・パナヒ監督『これは映画ではない』予告編

映画作成を禁じられた監督が作る「映画」です。イランのジャファル・パナヒという方の作品。あいにくのこと、彼の作品は一切知りませんが、イランでは巨匠と呼ばれる映画監督のようです。

彼は、反体制的な活動により、20年間の映画製作禁止、出国が許されない、マスコミとの接触禁止という状況下にいます。

彼は、彼の友人を呼び、脚本を読み上げます。「脚本を読み上げることは禁止事項にない」から。彼の頭の中で描かれる映像が彼の言葉で表現されますが、やめてしまいます。「言葉で説明できるなら、なぜ映画を撮る」。

 

この作品は一言でいえば、ドラマチックさや明確なメッセージを受け取るのは難しいです。淡々とハナピ監督が自分の軟禁生活をレンズにさらしているだけ。(そして結構このおっさんが可愛い。あとイグアナが可愛い。)

ただ、この映画を作るのが禁止されているのに、映画ではないといってフィルムに収めてしまったのがただただかっこいい。

また、最後にごみ収集をしている大学院生(だったかな)との会話が印象的。(何が、と言われると難しいけれど。遠いイランでも若者は就職のことを心配してるんだなあとか)

「人生タクシー」


ジャファル・パナヒ監督作!映画『人生タクシー』予告編

同じくジャファル・パナヒ監督の作品。「これは映画ではない」はどちらかというと緊張感というか、イライラまでは強くはないのですが押し込められた感じのする映画である一方(実際にほぼ室内、特にリビングにいるシーンばかり)で、こちらはいきいきとした明るい作品に見えます。(パナヒ監督自体笑顔が多いです)

これも同様に、パナヒ監督が主役の映画です。彼はタクシードライバーに転職し、タクシーに乗った人たちの様子を動画で撮影している、というていです。

まずはPVを見てみてください。金魚のおばあさんが気になるでしょう…?

 

まず驚くのはイラン(テヘラン)は相乗りが普通なんだ…!ということ。そして男女は分けないんだね、とか。遺産相続大変そう…とかイランの日常っぽいものも垣間見えます。

性別や年齢の違う人々がパナヒ監督のタクシーを止めて、乗り込んできます。教師や、海賊版?のDVDを売る男、動画にある金魚のおばあさんや事故にあった夫とその妻、幼馴染…といろいろエピソードは絶えないのですがやはり、姪っ子と活動家の女性が印象的。特に活動家の女性の「この薔薇を、すべての映画人に」はトレイラーにもありますが、実際に映画で見ると(後半のほうなんですが)涙を誘います。

どこかコミカルで、俗悪なリアリズム。「映画の題材はどこかに存在している」と彼がいうように、映画を見終わった後は日常生活も切り取って見方を変えてみればとてもドラマティックなものであふれているんじゃないか、そう思えます。